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島耕作を読んで思い出す、女心と秋の空

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島耕作を読んで思い出す、女心と秋の空

僕はAmazonの無料Kindleマンガが大好き。

大体3巻くらいまでが無料、その先が有料のケースが多いので、とりあえず知ってるマンガも知らないマンガも、とにかく無料の範囲はバンバン0円購入しまくるのだ。

その中にあったのが島耕作シリーズ。

なんと先日、「課長島耕作」、「部長島耕作」、「社長島耕作」、「会長島耕作」、「学生島耕作」のはじめの方が全部Kindle 0円だったので全部3冊ずつ購入!!

島耕作シリーズは名前は知っているものの、きちんと読んだことはなく、今回が初めて。ワクワクしながらページをめくったのだった。

課長 島耕作

課長になった島さんは何か知らんけどめっちゃ女が寄ってくる。

ここまで行くとやりすぎやろって感じで、世のサラリーマンのおじさんの妄想をそのまま絵に描いたようなストーリー。

いや、そこまで手あたり次第に手を出しちゃマズいっしょっていう。

全くもって、うらやまけしからん!

でもそのおかげで色んな仕事が上手いこと進んじゃうんだから、なんともまあ。

部長 島耕作

部長になると、どちらかと手あたり次第というよりはステディがいる感じ。

モテて仕事も出来て、いいですのうー。

何か「部長」というものにあこがれすら感じちゃうよね。

これも妄想かしら(笑)

社長 / 会長 島耕作

これが、社長 / 会長の立場になると、女っ気が全く無くなってくる(笑)

仕事の話ばっかり。

でも、これも1つのオトコのロマンってやつかしら。

僕の琴線に触れた部分

僕の1番のお気に入りは、やっぱ部長 島耕作かなー。

あまりに節操ない感じでもなく、仕事の話ばかりでもなく。

何というか、バランスがいいというか。

その中でも、島さんがフランスと日本という国を跨いだ遠距離恋愛で愛し合っていたガールフレンドの話は心を揺さぶられた。

ストーリー

本当にお互い好きなんだなあということが分かる微笑ましい前半。

そして仕事で島さんがフランスに行き、彼女と、そこで出会ったフランス人男性と、3人での仕事。

しかしその後、なぜか彼女と急に連絡が繋がりにくくなる。

色々な不安が心をよぎるが、自分はもう50歳くらい、彼女はまだ25歳。しかも遠距離恋愛で結婚をしているわけでもない。自分に彼女を縛る権利は無いと考えてしまう。

再度渡仏し、彼女とそのフランス人男性と仕事で会い、大成功を収めて晩餐に。

そこで知らされる彼女とそのフランス人男性が付き合っているという事実。

日本からくすぶっていた懸念が現実に。

2人のやり取り

彼女「私好きな人ができたの・・・」

島「うん・・・」

彼女「うん・・・って、それだけ?どうして怒ったり、相手の名前とか聞いたりしないの?」

島「知らないままならハッピーでいられるから。それに人に干渉するのは好まない。」

彼女「あなたがここでヤキモチを焼いてくれたら、彼とのことを考え直してみようと思っていたけど、私はそんなに愛されていないということが今分かった。」

島「いや、愛しているけど、干渉したくないだけだ。愛情と不干渉主義は別次元だ。」

彼女「少しは私に干渉してほしい!それが出来ないなら別れるしかないわ。」

感情移入する僕

社会人になってからはこんなシチュエーションに遭遇したことは一度たりともないが、大学生の時とか、こんな感じのことがあったような気がする。あんまり覚えてないけど。

1.女性の気持ちが変わるのは本当に一瞬。しかも本当にスーっと離れていく。

2.本当は好きなのに、相手の気持ちが自分から離れているのは言葉はなくとも肌で感じていて、でもそれを言葉に出すことのカッコ悪さや、相手を気遣っての不干渉なのに、それが女性にとっては逆効果というやりきれない状況。

なんか、モヤモヤした気持ちが残るあの感じ、あるよね。

で、僕はすぐに感情移入しちゃうから、自分が島さんの立場だったらどうするだろう・・・と、自分の経験の中から色んなケースを想像して、思い出せば思い出すほど心がギューっと締め付けられて苦しくなるという。

男と女ってやつは、なんでいつの時代もこうなんすかね。

うーん、この苦しさ、切なさ、懐かしいなあ。
まとめ

というわけで、なぜか通勤電車の中で島耕作を読んで、若かりし自分を思い出して苦しくなりながら会社に向かう僕(笑)

「こんな状況、今僕の身に降りかかってきたらどうしよう・・・」

なーんて朝から妄想して、ありもしない心配をするのであった。




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