5歳の次男と自転車に乗っていた時のこと。ハッと気づかされることがあったんだよね。
無責任な言葉「頑張れ」
どんなことに気づいたの?
僕たちってついつい「頑張れ」って言っちゃうことない?
子どもにもそうだし、会社で後輩にも言っちゃう。(先輩には言わないけど!)
で、頑張れって言うクセに、結局何も手を出さずに見てるだけ…みたいな。
あー、確かについ口をついて出ちゃう。で、大抵相手まかせ
そうなんだよ。めっちゃ簡単でめっちゃ無責任な言葉。
ちょっと斜めから見ると、上から目線の言葉だし、突き放してるようにも感じるよね。
で、それを5歳児から指摘されたのかっていうと、さすがに、「お前頑張れって言うだけで何もせえへんやんけ!」とズバッと言われたわけじゃないけど(笑)
次男の自転車の話
次男はようやく補助輪なしで自転車に乗れるようになったんだけど、まだまだ不安定。
で、坂道にさしかかった時、こっちは坂道の上までスッと上がったあと、まだ坂の途中の次男に向かって軽い気持ちで「頑張れ~」と声をかけたんだよね。
そしたら次男は一生懸命自転車を漕ぎながら
「がんばれって言わないで!○○くんならできる!って言って!」と。
その瞬間、ハッとしました…
頑張ってる人に対して「頑張れ」と声をかけるのは簡単。
だけど言われる方は「既に頑張っているのに、これ以上頑張るの?」と感じ、「自分のことをきちんと見てもらってない」という感覚に陥ることもあると。
確かに僕も過去にそんな経験があります。
まあ僕は自分が凹むよりは、前述の「お前は何もせえへんやんけ」と感じるタイプですが(笑)
言い手と聞き手のギャップ
よく考えると、ここまで言う側と聞く側に大きな差がある言葉ってあんまりないかも。
僕を含め、ほとんどの人が「頑張れ」を「応援してるよ」って意味で使ってるんじゃないかなと思う。
でもそれって、ちょっと他人事というか、「あなたはがんばってね」みたいな、突き放す感じに感じられるんだろうね。
え、ちゃんと坂道のぼれたかって?
無事、のぼれました!
とっても自信溢れた顔をしてました!
さあ、子育てでも仕事でも、これからはお互い「頑張れ」の乱用はしないように気をつけましょうね!