日本はなんでお金の話をタブー視する文化が出来たんだろうね。
僕と妻はお金にまつわる話が大好きで、家にはファイナンシャルプランナーの家計診断の本が山ほどあります。
本を読んで疑似体験をすることで、自分達の家計を見直す方法を模索し、さらにはそれを他の誰かと共有し、みんなでハッピーになりたいなと思っているわけです。
でも、冒頭にも書いたように、なかなかお金の話をしにくいんだよなあ…
お金の話には3種類ある
お金、特に家計にまつわる話は大きく分けて3つ。
1.収入を増やす話
2.支出を減らす話
3.資産を殖やす話
1. 収入を増やす話
多分、これがタブー視されてる一番の原因。
収入を増やす話って、本来は自分の本業以外に収入の道を持つべきというような話に拡張していくべきだよね。
でも日本では副業が認められている会社も少ないし、会社で成果を上げても年収が大幅アップするようなケースも少ないから、どうしても収入額そのものの話になってしまいがち。
これは良くないパターンだよね。
他人の年収を聞くと、どうしても自分の年収と比べちゃうでしょ。
自分の方が低ければ妬んじゃうし、高ければ意味のない優越感が顔を出してくる。
もちろん楽して年収が高い職業なんてあるわけないから、朝早くから夜中までずっと働いてその年収かもしれない。
でもこの手の話って、そうした仕事の大変さとかの背景を全く無視して、話の中心が金額の絶対値になっちゃうんだよね。
2. 支出を減らす話
ここが家計管理ではキモとなる部分。
家計簿をきちんとつけて、保険料は年間何万円、通信料は…と固定費を中心に見ていきながら、減らせる部分を検討したり、他の家庭とアイデアを共有したりするのはとても素晴らしいこと。
でも、これが前述の収入の話と混同されて、「お金の話はすべきじゃない」と一括りにされてしまっているのがすごく残念。
また幼少期の教育で、お金から意識を遠ざけられているため、ちゃんと家計簿をつけてる人が少ないのも残念。
「大人のための義務教育」ができるなら、ほんと必須項目だと思う。
3. 資産を殖やす話
これは投資にまつわる話。
ここはきちんと収入と支出の管理が出来て、ある程度余裕資産が出来てからの話だと思うんだけど、お金が貯まった時にそれをいかに殖やしていくかも大事。
株なのか、外貨なのか、投資信託なのか…
まあ何にせよ、投資プランを考えられるようになっておかないと、難しそうだから…とか損しそうだから…で敬遠していてはいけないと思う。
さあみんな、お金の話しよう!
お金についてあまり話さず、この状況でずーっと過ごすのはほんともったいない!
一緒にいっぱいお金の話しよう!
そんな場、作れたらいいなー。ワクワクするー!