僕は車を持ってない。いや、正確に言うと所有したことがない。
なんで?と思われるかもしれないけど、それはそれなりに考えた結果そうなったのだ。車を持たなかった理由は次の通りである。
都会に住んでいた
僕は車を運転出来る年齢になってからは、ずっと都会暮らし。大学生の時とか、家のベランダから地下鉄丸ノ内線の駅が眼下に見えるようなところに住んでました。
そうなると、車より電車の方が圧倒的に便利だし、楽ちん。車がほしいって思うことが1回もなかったっす。
コストを計算してビビった
車を持つには車代に加えて駐車場代、ガソリン代、保険料、税金がかかるよね。
東京で少し都心から離れたところで駐車場を借りても月1万5千円。12ヶ月に換算すると18万円。これにガソリン代が月1万円と保険料が年5万円かかるとしたら、維持費だけで最低年間35万円からスタート。
仮に社会人1年目から車を持ってたとしたら20年で700万円。150万円の車を4回乗り換えたとしたら、合計で1,300万円!ひょえー!
そう思うと車持ってなくてよかったーって思う。どうしても車が必要になったら、レンタカーって手もあるわけだしね。
僕のような余暇にしか使わないであろう所有であれば、必要な時にだけ使うのが割高のように見えて最も割安。所有にかかるコストに目をつぶってはいけないのです。
地図が読めない
僕は方向感覚が全くないので、地図を見ても今自分がどこにいるのか全然分からないのです。
特に紙の地図はほんとにダメ。自分が向いている方向がどっちかもよく分かんないからグルグル地図を回転させながらそれでも迷いまくるという。最近はナビもグーグルマップも充実してるから何とかなるけど、会社の飲み会とかでぐるなびの地図を持ってお店に向かってちゃんと一発で着けたことほとんどないからね。
ちなみに、まなどん(妻)は逆に地図が超得意。電話で場所を説明するのに、僕が「改札出たら左ね」って説明するのに対して、まなどんは「改札出たら北に向かって」とか言うし。
僕「北ってどっちやねん!?」
まなどん「なんとなく分かるでしょ」
僕「分かるかー!俺は方位磁石ちゃうぞ!」
こんな会話をよくしたもんです。ゆっくり地図見れてもこんななのに、運転中に道など分かるわけもなく。こわいこわい
いつか事故って死ぬと思った
僕は何かをしながら別のことを考えるクセがあるんだよね。ワクワクなことも、心配なことも。たとえそれがハンドルを握っている時であっても。
運転をしていてアクセル踏みながら考え事をしてて、ふと現実に帰ると目の前に停車してた車が迫ってたりしてて冷や汗ビッショリになった経験が1度や2度ではないのよ。イギリスに半年間行ってた間にも1回あったし。今までハンドル握った回数を考えると、相当な頻度ですわ。
てなわけで、僕が車の運転をするのは本気でヤバイと自覚してるわけです。
いやほんと僕が運転を続けたら、間違いなく事故って死ぬわ。そうならないように、出来るだけ運転から距離をおいて生きるように心がけてるのです。(これは大げさじゃなくて、結構本気)
まとめ
というわけで、完全なペーパードライバーの完成となったわけです。
まあ取返しのつかないケガをしたり人に迷惑かける前にこの選択をしたことは賢明だったと本気で思ってるので、何の後悔もないのですが。
僕ほど運転を避けてる人はいないにしても、車に乗る頻度と利用回数を比較した時にどう見てもロスの方が大きいと感じる人は僕の周りにもいます。
ねえねえ、一回本気で考えてみて。『本当に車って必要?』
ロスが多い人は、『車を持つのが当たり前』っていう自分の中の常識を1回崩してみたら、きっと一気に家計のコスト改善するよ。
一緒に自転車ライフにシフトして、お金を貯めよう!車なくても結構大丈夫かもよ!