イギリスに語学研修に行っている時、英会話に相当苦労して、色々と試して日記に書き残していました。
その中の一ページ、英語の発音について苦労した内容をリライト。
発音にダメ出しされまくる僕
ロンドンのベルリッツで英会話を学んでいる時のこと。
下手くそながら会話をしていると、思ってもないタイミングで発音に修正が入る。
また、「日本人は全く口を動かさない、もっと口元を意識しろ!」と言われる。
「発音が違うって何なんだよ!」って若干切れ気味でググってみたら、知らないことがいっぱい!
発音に全く興味がなかった英語学習
今までは、恥ずかしながら英語を学びだしてからsheとseeとseaの発音の違いについて考えたことなど一度たりともなかったなあ。
もちろん全部「シー」。
日本人の言う「Please sit there.(そこに座って)」が「Please shit there.(そこで糞して)」に聞こえてるとか、絶対自分もやってますわ。
もう「R」と「L」の発音どころの騒ぎじゃないね。
まあその前に、そもそも英語を口に出すことなく英語を学習してきたんだからね。
学生の頃からずっとペーパーテストのために英語やってきて、完全に「発音なんか二の次」と思って過ごしてきてた。
ところがここにきて壁にぶち当たるわけで。
英語は「言葉」だから発音が超重要なんだなあと改めて実感。
単語1つとってみても、dangerousをダンゲロウスって覚えるようなことを平気でやってたわけだから、そりゃ大変よ、マジで。
ここにリエゾンが入ってきて、発音の時に単語と単語がくっついてくもんだから、もうどっから手を付けていいか分からーん!
恐ろしい事実
さてここでふと我に返って恐ろしいことに気づく。
小学6年生から25年間コツコツと蓄えてきた英単語の記憶に全く発音記号が抜けていることに・・・
まあそれでもきっと、おおよその単語には対応できるでしょう。楽観的に、積極的に・・・
僕がやったこと
こういう日記を読むと、36歳で初めて海外に足を踏み入れた僕は、はじめ相当パニックになってたことが分かるね(笑)
何から手を付ければいいか分からーん!って言ってた僕が、一番初めに手を付けたことってなんだと思う?
それは・・・
外人の真似して、外人っぽく英語をしゃべること。
日本の中学校とかだと恥ずかしいやつね。
タマネギを「オニオン」じゃなくて「アンニョン」て言う的な。
そしたら、何が違うかが何となく分かってくるのよ。
全く話せなかった僕がいうのもオカシイんだけど、
息づかいというか、なんか鼻からこうやって息を抜くんじゃない?みたいな。
日本語は「声」で話して、英語は「息」で話すんじゃない?とか。
あとは、日本語みたいに一本調子じゃなくて、「ワターシ エイゴ ワカリマセーン」て言う時のように抑揚をしっかりつけるんじゃない?とか。
だからロンドン行った当初は、英語しゃべれないのに発音だけ外人ぽい、なんかよく分からない人になってたんじゃないかなあ(笑)
でも、それを繰り返してると、何となく中身がついてきて、それっぽくなってくるのよね。
単語もちゃんと発音記号を意識するようになったし。
人間、何でも努力すれば、そこそこ出来るようになるもんだね。
まとめ
そんなこんなで、もう小さい子供みたいに、周りの外人のしゃべり方の真似ばっかりしてたのを思い出したよ。
でも、そうやって学べることが留学の一番のメリットなのかもしれないね。
今となっては、「学ぶ=真似ぶ」、最初に真似をしよう!って決めたことが本当によかったなあと痛感してます。
あの状況で、よくその方法に辿り着いた!ナイス自分!
さあみんなも、とにかく外人の英語を真似するところから始めてみよう!