お正月にテレビを見ていると、「ランドロイド」なるものが紹介されていた。
何かと思ってみてみたら、なんと「全自動洗濯物畳み機」!!!
もう時代はそんなところまで来ているのか!!!!
ランドロイドの機能
先に記したようにランドロイドは「全自動洗濯物畳み機」。
しかも、畳むだけではない!
誰の服かを認識、判別し、ランドロイド内の棚にきちんと分類されるのである。
うーむ、素晴らしい。
難点は、
・1枚畳むのに5分~10分かかる
・超デカい
といったことくらいかな・・・
初めて見た時の感想
初めてランドロイドを見た時の感想は、あまりのアホなコンセプトに口あんぐり。
「でけえwww」
「洗濯物ぐらい自分で畳めよwww」
「これにパナソニックとか大和ハウスが億単位の出資をしてるなんて意味わからんwww」
「しかも1枚畳むのに5分~10分かかるとかwww」
『一笑に付す』とはまさにこのこと!
といった感じだったのです。
ランドロイドを笑っている自分に気づいた時のこと
さてあれから時間がたち、ブログにあの変なコンセプトのランドロイドの話でも書いてみるかーと内容を思い出した時に、ふと「あれ?」と気付いたことが1つ。
「僕のこの感情はまさしくドリームキラーだよな」と。
ドリームキラーとは
ドリームキラーとは、人が何かの夢に向かって努力をしている、もしくはしようとしている時に、「そんなの絶対無理だよ」とか、「やる価値ないよ」とか「危険だからやめといた方がいいよ」などと否定的な言葉を発して止めようとする存在のこと。
親とか、仲のいい友人とか、本気で心配してくれる人の方が陥りやすい。
ドリームキラーになっていた僕
僕は今、自動食器洗い機を非常に重宝してるんだけど、一昔前の人が東芝とかパナソニックが自動食器洗い機を開発してると聞いたらなんて言っただろう。
「食器くらい自分で洗えよwww」
「天下の東芝がそんなもん作ってんのかよwww」
って笑う人絶対いたんじゃないかな。
そりゃ最初の食器洗い機はデカかったかもしれない。でも大きい食器洗い機がないと小型化は出来なかったわけで、この最初の一歩が持つ意味というのは、ものすごく大きい。
それを笑ってた僕は、間違いなくドリームキラーだったのです。
まだまだある身の回りの便利なもの
自動食器洗い機なんてまだ新しい方で、身の回りにはこの例に当てはまるものがいっぱいあるよね。
洗濯機だって、タライと洗濯板の時代から二層式になり、全自動へ。
テレビだって白黒からカラーになり、ブラウン管から液晶やプラズマへ。
携帯電話だって昔は大きかったのが、白黒液晶付き小型携帯になって普及。それにカメラが付き、カラー液晶になり、インターネットにつながるようになってスマホへ。
スマホになってからだって、「iPnoneなんて日本人の手には大きすぎるから売れないだろwww」って言ってる人がいたんだからね。
まとめ
今思うと、「携帯?別にいらないよ、てか公衆電話探せばいいじゃん」という一見効率的で頭のいい人は新しいものを作れない。
「どんなにデカくてもいいから電話を持って歩きたいんだ!」という一見オバカで効率悪そうなことを一心に突き詰めていける人こそが、この世の中をかえていけるんだなあと心から思う。
どっちの生き方の方が幸せかって?
その時代のツールをスマートに使いこなして楽しむのも幸せ、不器用だけど一心不乱に目的を追究する生き方だって幸せ。
甲乙つけがたいよねぇ。
てか甲乙つける必要なんてないか。どっちのタイプでも、幸せならいいよね。
お互いをバカにしなければ。