この歳になると、だんだん周りの友達の子どもたちの年齢が上がってくる。
で、この春に上の子が中学生になったっていう友達と少し話してたんだけど、みんな同じ悩みを通るもんだなーと思ったので書いとく。
友達の悩み
友達が感じていることは、次のこと。
『最近中学生になった子供の部活が本格始動しだして、帰宅が18:00過ぎに。小学生の頃はその時間にはちゃんと家に帰ってきていたわけで、どんどん子供の世界が広がっているのを感じる。でも子供の成長が嬉しい反面、ちょっと寂しかったりするー』
ということらしい。
おお、分かる分かる!中学生になると、ほんと手が離れていくよね!
そして僕は、ここで子育てにおいて絶対に外せない大事なことがあると思っているのだ。
子育てで外せない大事なこと
子育てで外せない大事なこと、それは子供が中学生になったらきちんと大人扱いすること。
大人扱いってどういうこと?って思うよね。
僕が考える大人扱いは、基本的に全て本人に任せるっということ。
大体この頃に反抗期が来るその1つの理由は、子供扱いして親が口うるさく口出しするからなんだよね。だから「うるさいっ!」って反抗するんだよ。
そして口出ししないために必要なことは何か?
それは親の子離れ。
簡単なようで、これが1番難しい。なにせ親にとっては子供はいつまでも子供だからね。
で、母親は特に子離れしないような気がする。
ん?でもこれはうちの子供が男ばっかりだからそう感じちゃうのかな?
あー、そう考えるとそうかもしれない。
もし僕の子供が女の子だったら、その子が25歳とか30歳くらいになってもまだ、22~23時帰宅したとかに「遅いよ!夜は 危ないから早く帰ってこい!」とか言っちゃうのかもしれない。
まあ僕は一生女の子を育てることはないからその気持ちは一生分からんけど。
話を戻して
さて中学生に話を戻して、親がついつい小学生への会話の延長な気分で言ってしまうのが次のこと。
宿題は?
部活は?
お弁当は?
もー、何やってんの!!!
こういうのが1番よくない。
宿題なんかはじめは出来てても出来てなくてもいい。中学生にもなって宿題忘れまくってたら、同級生から「アホ」のレッテル貼られちゃうのは自覚してるから、ほっといてもみんな自分でやりだすよ。
ましてや部活なんてそれこそほっといても友達と行くし、そのために忘れ物したら取りに帰らせればいい。何回も繰り返したら自分で気づくようになるよ。
「子供が出来なかったら、それは親の責任」そうやって自分の責任だと感じるから、声を荒げてしまうんじゃないかな。大丈夫だよ、中学生くらいになったら「子供が出来なかったら子供自身の責任」だから。
だから子供から全て手を離す。それでいい。助けてほしければ向こうから言ってくる。
そして向こうから話しかけてきたときは、一人の人間として真摯に向き合う。その時にないがしろな対応したらアウトだと思う。
普段は遠くから見るだけにしておいて、必要とされている時に、しっかり受け止められる体制を取っておく。これが大事だよね。
親切心からの口出し
でも、もう1つややこしいケースがあるんだよね。
例えば、遠くから見ている時に「そこに石があるから、気を付けて!」って親切心から言っちゃうようなケース。
これ、言ってる方は何の悪気もないんだよね。
でももしうちの子にそんなことに言ったら、「うるせえ、分かってるわ!〇#$%!」って、ブログに書けないようなヒドい言葉が返ってくるよ(笑)
「なんで?親切心で言ってるのに!?」って親は言うかもだけど、子供の気持ちも分からんではない。
「いつまでそんなこと言われなあかんねん!」と。
自分だって同じように母親に言われたらイヤだよね。30歳とか40歳になってるのに、台所に立って包丁使ってたら、毎回親に「指切らないように気をつけてね」って言われる的な。
『相手のイヤがることはしない』
それは親もみんなわかってるんだけど、親切心とか、相手のことを心配して言ってしまうケースが大半。だから難しいし、ややこしい。
まあ、石につまづいてコケて、起き上がるところまで見守っとけよということだね。
まとめ
親って、子供がいつまでも自分の庇護下にあると思いがち。
だからついつい口出ししてしまうんだけど、それは大きな間違いなんだよね。
特に今の時代はみんなスマホ持ってすぐに外の世界と繋がってしまうから、子供の方がスッと親離れしてしまうのかも。
子離れ出来ない親はほんと子供にとっては邪魔者でしかないから、出来るだけ早く自覚して、スタンスを変えていこー!