僕は2005年に、単勝魂っていう競馬ブログを書いていました。
僕は3連単全盛期に「単勝にこだわる」というスタンスを貫き、スマホもなければフェイスブックやツイッターなどのSNSも全くない時代に、立ち上げから10ヶ月で累計40万PVのブログにまで成長させました。
仕事が忙しくなって、あんまりちゃんと予想出来なくなった時期と重なり、勢いあまってブログを辞める宣言してしまったのですが(苦笑)
確かに競馬の予想をブログで晒すのはそれなりに面白く、高配当馬券が当たった時に拡散されたり、感謝されたりするのは、僕の承認欲求が満たされて、かなり気持ちよかった。
「じゃあ再開すればいいじゃん!」っていう声も多いんだけど、実際は再開できてない。
でもこれは、自分の怠慢ではなく、キチンとした理由があるのです。
競馬ブログを再開出来ない4つの理由
競馬ブログの再開にあまり気が乗らないのは、大きく4つの理由があるのです。
記事の賞味期間が短い
競馬予想はレースの枠順が確定しないとスタート出来ないけど、枠順が決定するのは金曜日のお昼頃。仕事があるから実質金曜日の夜からしかスタート出来ない。
でも、金曜日の夜なんて遊びに行くこと多いよね。そしたら結局土曜日の朝にその日の15:30のメインレースの予想をして、買い目を考えて、さらにそこに至るまでの思考プロセスを誰が読んでも分かる文章にしなければならない。
それだけの短い時間に必死の思いで記事を書いて発走時刻に間に合わせても、15:30に結果が出てしまえばそれでその記事の賞味期限は終わり。読者の関心は次のレースの予想に移ってしまう。
日頃「ブログ記事は資産だ」と言っている僕にとって、ブログ記事がものすごく短いタームで陳腐化してしまうのはSNSと同じ。それだけでも書こうという気持ちがちょっと薄れちゃうよね。
予想に影響が出る
ちゃんと予想して当たり馬券に辿り着くだけでも大変だというのに、上記のようなブログを書くというプロセスが入り、さらに人に予想を見せるにあたって「外したくない」っていう思いが出てしまうと予想や買い目にまで影響が出ちゃう。
お金もらってるならまだしも、そうでないならネガティブな影響は出来るだけ取り除きたいというのが本音。
土日にしか読まれない
当たり前だけど、競馬の記事は競馬する人が予想の一助にするために読むもの。したがって土日にしか読まれない。他の曜日のアクセス数なんて惨憺たるもの。
これでは記事効率が悪すぎるよなあ、、、
内容よりも結果重視
競馬ブログは、記事の良し悪しよりも『結果的に予想が当たるかどうか』の方に重点が置かれる。
素晴らしい文章で素晴らしい予想を披露しても、自分が本命にした馬が出遅れて負けてしまえばクソ予想ブログ。「こいつが本命にしたから出遅れやがった」的なことも平気で書かれたりして。
逆にそのレースで馬の番号と◎○▲の印だけしか書いてないようなブログでも、当たれば読者から「ありがとうございます!」
なんだよこれー!ハッキリ言って長文書くのがバカらしくなるよねぇ。
まとめ
こんなことが重なって、結局まだ競馬ブログの再開に食指が動かず。
老後に時間がいっぱい取れるようになったら、また始めるかもしれないなー。
まあ今のところは競馬ブログに時間をかけるんじゃなく、予想に時間をかけようかなって。
競馬ブログは書かないけど、興味ある人は一緒に予想しましょ