みなさん、「ゾウの時間 ネズミの時間」って本知ってますか?
1992年出版という事で、もう25年くらい前の本で恐縮ですが、僕の記憶の中にずっと根付いていることがあったので。
この本では、我々が信じている「時間の長さというのは絶対的なものである」という考えを覆す理論が述べられており、時間は体重や体長に比例する相対的なものだと主張されています。
それゆえゾウにはゾウの、ネズミにはネズミの時間の進み方があるのだと。
でも当時の僕はそんな難しい内容には全く興味がなく、「ふーん」てな感じでしたが、本の主張の一節にだけ大きく心惹かれたのです。
僕が心惹かれた内容
僕が心惹かれた内容、それは『ゾウもネズミも一生の間で心臓の拍動数は同じである』ということ。
心臓が15億回打ったらみんな死ぬらしい。。。
なぜ僕がそこに興味を持ったのか。
それは、僕の脈拍が平均以上に早いことを自覚していたから。
例えば妻の脈拍が1分間に大体60回ちょっと。
でも僕の脈拍は1分間に70回ちょっとなので、明らかに僕の脈拍は早いのです。
そんなことから、僕は今まで、「僕は脈打つのが人より早いから、きっと早死にする」と漠然と感じていたのです。
いつごろ死ぬのか
ところが、あまりにも漠然と感じていただけだったので、実際に計算なんかせずにここまで来てしまってました。
今回、この記事を書くにあたって、「ああ、この計算だと僕は大体この年齢で死ぬかも…」ってオチを想像しながら計算をしたところ、意外な結果に。
まず1年間の脈拍数を計算
72回/分×60分×24時間×365日=37,843,200回。
なんと1年に3,800万回くらい拍動するんですねぇ。
次に15億回をこれで割り算
15億÷37,843,200=39.63年
そか、僕は39.63年で死ぬのか・・・っておい!
ほんとにどの生き物も15億回心臓打ったら死ぬのかよ!
この理論適当だったのかー。マジかー。
ずっと早死にすると感じてきた、この切ない感情をどうしてくれようか!
あーもうショックショック。寿命が延びる方の結果でよかったけど!
まとめ
あとあとググって調べてみたら、人間にはこの理論当てはまらないとか何とか。なんじゃそりゃ?
でも何でも書いてあることを盲信することは危ないな、やっぱエビデンス必要だなと、こんな些細なことからだけど改めて感じたのでした。
それにしても、ガセネタでほんとよかった!
僕はまだまだ死ぬわけにはいかんのだー!!!!!