人の人生を紡ぐ糸とは、かくも複雑に絡み合うのか。
色々思い起こしてみても、神のイタズラとしか思えない。そんな事は往々にしてありえるのです。
僕は1ヶ月前に40歳で転職。仕事は忙しいけど、充実した楽しい毎日を送っています。
でもついこの間まで、転職なんて微塵も考えていませんでした。
転職したきっかけ
僕が今の会社に転職したのは、前の会社の後輩が先に転職し、「おうつまさんにもこの会社を受けに来てほしいです!」と声をかけてもらったから。
じゃあその後輩は、なぜ僕のことを呼んだのか。
確かに歳も近いし、昼休みはよく一緒にいたけど、実は仕事上はほぼ絡んでなかったんだよね(笑)でもこのおうつまブログを読んでくれていて、人柄や考え方、文章力や表現力などを見てくれたそう。
じゃあそもそも彼はなぜ転職したのか。
彼は僕のブログが立ち上がった時からの読者でいてくれているんだけども、その中のストレングスファインダーの記事を読んで、面白そうと感じ、すぐに申込み。自分の強みを再認識したところで、この強みを活かして転職出来るんじゃないかという思考が刺激されたそう。
つまり、僕がブログを立ち上げなかったら彼の転職はなく、ひいては僕の転職もなかったということだよね。
下の記事で彼が転職した時のこと書いたけど、この時は自分も一緒の会社で働くとは夢にも思ってなかったなあ。
ではなぜ僕がブログを書き始めたのか。
それは勝間塾に入った時に、「インターネット上に自分の意見を言える場所を1つ持っておくべきだ」という考えに賛同したから。
ではなぜ僕が勝間塾に入ったのか。
先に勝間塾に入った妻に、「こんな楽しいとこ他にないから!」と強プッシュされたから。いや、ホントにあたたかい場所で、仲間がいっぱい出来て、本当に入って良かったんだけど!
多分僕は、妻にプッシュされないと、絶対動いてなかったね。
じゃあ僕は妻とどうやって出会ったのか。これは少しだけ長くなる(笑)
若かりし日の合コン
24歳のときに、30歳前半くらいのお姉様方と合コンしたのです。
そのときに、僕は大学の時の友達4人ほどに声かけて、それこそ卒業から1年ぶりだからと同窓会を兼ねた合コンみたいな感じでセッティングをしたのです。
でも今から考えたら、そこまで歳が離れた、新入社員に毛が生えたくらいの男子とオトナの女性の会話が合うわけもなく。1ミリも盛り上がることなく合コンを終えたのでした。
しょうもない合コンの後、さて久しぶりだし男だけで同窓会するかー!どの店にする?なんてグダグダしてたところに、一緒にいた超イケメン南くん(仮名)のところにカナコ(仮名)から電話が。
「私たち今、合コンブッチして女子だけで飲んでるんだけど、来ない?」
「どこにいるの?」
「溜池山王の庄やだけど」
「すぐそこやないかーい!」
てなわけで、夜の23時だか24時だか分からないけど、男4人で庄やに突撃。
そしてそこには、夢かと思うような美女4人が!!!!(笑)
そう。もうお分かりの通り、その中の一人が今の妻だったのです。
そして触れておかねばいけない点が1つ。僕はその後15年間、南くんと一度も会っていません。
まるで神様が引き合わせたかのように、南くんは僕の社会人人生の中でたった1日だけ僕と顔を合わせ、しょうもない合コンに付き合ってくれ、僕と妻を出会わせてくれたのです。
まとめ
さあ、もう一度振り返ってみよう。
もし僕が、しょうもない合コンを開催してなかったら?
もし僕が、その合コンに南くんを誘ってなかったら?
もしその合コンがめっちゃ盛り上がって、二次会行ってたら?
もしカナコたちがブッチせずに合コンに行ってたら?
もしカナコが南くんにあのタイミングで電話をかけてなかったら?
僕は今の妻と出会ってすらいなかった。
もちろん結婚することもなかった。
僕は勝間塾に入ってなかった。
僕はブログを書いてなかった。
後輩が転職することもなかった。
僕が今の会社に呼ばれることもなかった。
そう、全てはあの奇跡の一夜、奇跡のしょうもない合コンが、僕達の人生の始まりなのです。
そして今この文章を読んでいるみなさんへ。
もしかしたら『今』、僕の文章を興味持ってここまで読んでくれてるこの今の時間こそが、人生を変える奇跡の瞬間なのかもしれないよ。もし今迷ってることがあるなら、まずは行動!
さあ、奇跡の一歩を踏み出してみよ。きっと何かが変わるはず。
…だって、しょうもない合コンですら奇跡になりうるんだからね(笑)