最近面接について聞かれることが多い。
そんな中で、みんなの経験をマインドマップで深堀りしようという話は以前ブログで触れてみた。
じゃあどうやってマインドマップで深堀りした内容を構造的にまとめていくのかというのを図解してみる。
話の構造化が出来ていない人の話
大体話が分かりにくい人は、話が構造化されていない。
例えば、
1)粒度の不一致
粒の大きい話と粒の小さい話をごちゃまぜにして話す。
2)話の切れ目が曖昧
1つ目の話かと思って聞いてたら既に2つ目の話だったりする。下手したら知らない間に1つ目の話に戻ってたりする。
3)話す前にサマリーがない
「〇〇の話をしますね」と一言伝えてから話すのと、最後まで聞かないと何の話か分からないのでは、相手の理解度に雲泥の差が生まれる。
でもそもそも頭が構造化されてない人の話がサマリーされて出てくることは絶対に無いんだけど。
この中でも特に僕は1)が出来てない人の話を聞くのが苦痛でたまらない。
今日の会議では遠足の1)持ち物、2)行き先の大きく2つの話を決定したいのに、1)の話の途中に持ち物の中のオヤツの話をし、更にバナナがオヤツに入るかどうかの話をしだしたりするやつね。
粒度は揃って無くても話に連続性はあるので、話している本人が気づかないのも根深いところである。
話の構造化
では話の構造化をどのようにするのかというと、やはり頭の中に話を入れる箱を用意しとくのが1番いい。
僕は過去にこれを「ボックス思考」と名付けてる。
今回は面接用の話の仕方をボックスにしてみようと思う。
面接で話すエピソードの構造化
面接を受けようと思っている人は、下の図を頭に入れて欲しい。
a)まずはこれから言うことのまとめを先に言うこと!「これから〇〇をXXした時の話をしますね」。これだけで一気に話が分かりやすくなる!
b)次にその要素がいくつあるかを言うのだ!
c)その上で「要素1は〇〇、要素2は〇〇、要素3は〇〇です。」と要素の概要を述べる。
d)そして、最後にその結果〇〇となりました。と結論を述べるのだ!
もちろん要素の右にある「詳細」は自分の頭の中には持っておかないといけないんだけど、まだ言ってはいけない!
面接官から「では要素2についてもう少し教えていただけますか?」と突っ込まれた時にそこに踏み込むのだ!
もし先に詳細の要素2-2)まで話しきってしまった後に、面接官に「では要素2-2)についてもう少し教えていただけますか?」と突っ込まれた時らどうするの?もうそれ以上話すことないでしょ?
面接とは会話のやり取り。だから面接官に突っ込んでもらいたいところをちゃんと残しておくのだ!
これを間違うから、『話が長くなる』&『突っ込みに答えられなくなる』のだ!
実は面接苦手な人は、これを上手くできなくて自爆していたのかもしれない!
面接のまとめ
今日は面接で深掘りした内容をどうアウトプットするべきかをまとめてみたよ。
面接に関しては下の記事をまとめて読んでみてね!