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入社2年半、ラブコールを受けて心が揺さぶられた話

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入社2年半、ラブコールを受けて心が揺さぶられた話

転職して今の仕事を始め出してから早2年半。ちょっと心揺さぶられることが起きた。

今の仕事

僕のやっている仕事は、『2回同じ事が起きないよ』と言われるくらい多種多様な案件が手もとに来て対応しまくる仕事。

『とにかく変化に迅速に対応できるスピード感』と

『自分も全然知らないことを色んな人から聞かれまくり、それに回答を出し続けていく調査力と責任感、そして少々の忍耐力』

これに

『膨大なデータを短時間で深掘りする分析力』と

『分析結果を適切に相手に伝える伝達力』 

が求められる仕事。

僕の今の現状

初めはどの部署の誰に何を聞いたらいいのかも分からず相当苦労したけど、この2年半の間に色んな人と仕事させてもらい、大体の案件はどの方向性で解決すべきか、どこに話を通すべきか、などが肌で分かるようになってきた。

とにかく色んな部署の人と繋がることが大事なロールで、ようやく仕事でそれなりにパフォーマンスを出せるようになったかなと思う。

この仕事が僕にとってめちゃくちゃ向いていて、「10 年後も同じ仕事やってる自信あるわー」って周りに言っていたのだ。

そんな矢先に、前述の心が揺さぶられることが起きたのだ。

心揺さぶられること

一体僕の身に何が起こったのか。それは、、、

別の部署の同僚から、「うちの部門に来てくれないですか?」という打診が来たのだ。

正直言って誘われた時はものすごく嬉しかった。

ただそれは異動先の業務内容等を知っていて、行きたいところから声がかかったから嬉しかったのではなく、単純に「誘われた」という事実が嬉しかっただけに過ぎない。

自分では僕は結構冷静な方かなと思っていたのだが、そういうラブコールに完全にほだされてしまっていた。

「自分に告白してくれたということ自体が嬉しくて好きになってしまう男女の気持ち」がちょっと分かった気がする(笑)

悩み続ける週末

金曜日にその話を受けた僕は、土日も悩むことになる。

もし話を受けるとしたら、その部門の仕事は僕にとって全く新しい0からの仕事。

今出しているパフォーマンスを異動してからすぐに出せるかというとそれは非常に難しいと感じる。

また声がかかったロールは自分のレポートラインに10人くらいつくというロール。僕はピープルマネージがしたいのか?ということももう1つの悩みに。

併せて、その業務に素人の僕がいきなり今異動した場合、その部署で実績を積んでいる人達の上司となってちゃんとリスペクトが得られるのか?という怖さもあり。僕が逆の立場なら、絶対に「こいつなんやねん」と思うだろう。

最後に悩んだのが、やはり自分の今の仕事が非常に楽しくてやりがいがあるということ。チャレンジをすることは大事だが、今わざわざそれを捨ててまで新しいチャレンジをする必要が本当にあるのか?と。

転職ほどではないけど、転職に近いくらいの選択だからものすごく考えた。

もう日曜の終わりの方とか、「今のままほっといてくれたら心晴れやかに過ごせたのに、なんで声かけてくるのー!」とか思ったり(笑)

月曜日に出した結論

そんなこんなで、月曜日に会社に行ってもあまり心穏やかではなく。

水曜日までには一旦結論を出そうと思っていたので、定時後仕事がひと段落してから、僕が誘われているロールで今現在働いている人の話を聞いてみた。

そこで改めて
・10人単位のマネジメントの大変さ

・その部門の業務が新入社員ばりに分かってないこと

・逆に「今の業務を出来る人がほとんどいない=自分の価値が高い」という状況を手放すタイミングは今ではないこと

・異動するなら、誘われていくのではなく自分が行きたいところに自分から行くべき

ということを改めて実感し、その夜家に帰ってから、正式にお断りメールを出したのだった。

異動騒動のまとめ

今回の話は金曜日の夜から月曜の夜まで、たった3日の出来事。それでも僕の中で相当葛藤があった。

やっぱり人に必要とされるのって本当に嬉しいもんだからね。

でも今回この誘いを断ったことで、改めて僕は「やっぱり僕は今の仕事が好きだ!」という気持ちを新たに出来たのは本当に大きな収穫。

「自分の選んだ道は常に正しい」という強い想いを持って、これからも全力で頑張っていきます!




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