やっぱ、物事に対する考え方って親から子へ遺伝するんじゃないかと思うんすよ。
子どもの考え方って、親によーく似てくるんだなあ。
なんで考え方の遺伝を感じたか
こないだ夏休みに長男(中3)がドラクエ11の全キャラのレベルを99に上げてたのよ。
そんな息子の中に何とかいいところを見つけ出してやろうとしながらも、こいつゲームばっかして、受験生なのにアホちゃうかと呆れてたんだよね。
そんでもって「ほんま、親の顔が見たいわー!」とか、「この図太さはまなどん(妻)の遺伝ちゃうかー」とか思ってたんだけど・・・
こないだ僕もドラクエ11をクリアした時に、ふと気づいてしまった。
僕のセーブデータも全員レベル99になってるwww
僕はストレングスファインダーで言うと『収集心』を全く持ち合わせてないので、色んな武器を集めたり、錬金して新しい武器を作ってコンプリートすることにはほとんど興味が無く、武器や道具のコレクションは空白だらけ。でも全く気にならない。
しかしながら、レベルを70まで上げたら75までにしとこうか、75まで上げたら80までにしとこうか・・・とレベル上げのやめ時が見つけられず、結局全員レベル99へ。これはストレングスファインダーの『達成欲』×『最上志向』がなせる業なのか。
ここまでやるなんて、まあ親子そろってアホですな(笑)
先天的遺伝か、後天的遺伝か
さて子供の資質が親に似ていること、これは先天的なのだろうか、それとも後天的なのだろうか。
僕自身のイメージだと、こうした資質は後天的なのだと思う。
これは下の関連リンクにある「じいちゃんの話」で触れてるけど、周りの環境、自分の体験、親に言われてきたこと・・・そうした経験が性格を形作っていくのだろうな、きっと。
例えば、「努力なんて意味が無い」とか、「楽な道を選ばずに努力するやつはバカだ」とか親に言われ続けたら「努力」をポジティブにとらえられない性格になっちゃいそう。
でもだからといって親から「もっと努力しろ!」、「努力が足りん!」って言われ続けたら、それに耐えられなかった子供はその努力対象のこと絶対嫌いになるだろうしね。うわー、難しー!
そう考えると、子供が何かを好きになるのも、嫌いになるのも、全て親次第。子供にかける一声一声をちゃんと考えながら話さないといけませんなあ。それも出来るだけポジティブに!
てことは、僕は長男が小さい頃から「ドラクエはレベル上げたら楽に進めるから、我慢してでもガンガンレベル上げたほうがいいよ!」とか言ってたのかもしれないなー。
あ、確かにそんなこと言いながら、長男にDS渡して自分のデータのレベル上げさせてたわ(笑)
僕の子どものころ
僕が子どもの頃は、父親にも母親にも『何かをやれ!努力しろ!』って言われることってほとんどなかったなあ。
唯一、小学校で5年間入ってた野球だけかな。
あれを思い出すと、子どもには無理矢理何かをやらすのではなく、好きなことしていいよ!と言ってあげたくなるね。
まあ、それで子どもがやるべきことを全くやらずにゲーム・スマホばっかりやってたら小言を言いたくなっちゃうんだけどねー。ほんとサジ加減が難しすぎてまいっちゃう。
とはいえ僕たちもファミコン世代ど真ん中だから、僕の親もゲームには手を焼いていたかもしれないな(笑)
ちなみに僕はゲームやりすぎて怒られて記憶はあんまりないんだけど、たった1回だけ小学校4年生くらいの時に母親、妹と一緒にシューティングゲームをやって、得点競って僕がソッコーやられて最下位だーくやしー!っていう記憶はなぜか鮮明に残ってるから、やっぱゲームはダメダメダメ!って言うよりも、楽しい記憶をつけてあげる方がいいかもしれないね。
まとめ
いやー、まさか親子でドラクエをレベル99まで上げるという不毛な作業をしてしまうとは思わなかった!
でも形はどうあれ、僕のコツコツやる資質がちゃんと長男に伝わってるんだなあと思うと、ちょっと感慨深いす。
ということで、子供がゲームとかスマホばっかやってるー!キーッ!って怒ってる親の皆さん!
それは「好きなことになら熱中、集中できる才能がある」っていうことだから、色んなことに触れさせてあげて、子どもたちが楽しく熱中できることを他に見つけられるようにしてあげよう!
出来れば、ポジティブな声掛けと一緒にね!きっとその記憶は一生残るし、資質形成にも影響してくるから!