こないだ、お金の使い方にまつわる記事を書いたんだよね。
そしたらある方から個別メッセージでコメントをいただきました。
事前に「ガチでコメントするから待っとけー!」と言われてドキドキしながら待ってたんですが、いざコメントを受け取ってみると「おお、そんな事考えたこともなかったわ・・・」と目からウロコが落ちるような内容。
あまりにもいい内容だったので、ここに書かせてもらうね!
いただいたコメント
もらったコメントは、納得するものの、どう答えるかが本当に難しい内容。ちょっと読んでみて。
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価値観は社会的相続される
薄々気づいていると思いますが、おうつまさんの「お金の使い方」の価値観は、子どもに「社会的に相続」されます。
お子さんは男の子二人って言ってたから、母親より、父親から受ける影響が大きいでしょう。
ケチとか、使い方が苦手と言っている場合ではありません。
社会的相続とは?
社会的相続って何?って話ですが。
子どもの貧困の問題の本質ってなんだと思います?
お金がないことは表面的な話で、社会的相続を介した貧困の世代間連鎖がその本質です。
なぜ、親から子へ、子から孫へ貧困が連鎖するのか?
実は、連鎖しているのは「継承する資産の多寡」だけではありません。
考え方、学び方、働き方、愛し方、子どもの育て方、食習慣、健康的な習慣。
そう、おうつまさんが苦手だと公言する「お金の使い方」も含めて、親の生き方が、まるごとまるっと継承されていきます。
貧困層でも、富裕層でも、親の生き方は、子供に無意識のうちにする~っと継承されていきます。
親は子どもの一番身近なロールモデル。自然と身についてしまった価値観を変えることは、それなりのパワーが必要です。
おうつまさんのお子さんも、おうつまさんのお金の使い方を自然と継承して行くでしょう。
子どもに対する思い
おうつまさんはお子さんが大人になった時にどんなふうにお金を使ってほしいと考えていますか?
お子さんが10年後の世界の中で自立する時に、どんなお金のリテラシーを持っていてほしいと思いますか?
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文意を読み取る
文意は大きく分けて2つ。
社会的相続
1つ目は、社会的相続(=親の考え方が子どもに受け継がれること)により、貧困が子どもに連鎖する
考え方、学び方、働き方、愛し方、子どもの育て方、食習慣、健康的な習慣。こういった全てが連鎖する。
ああ、これは分かるなー。僕もじいちゃんの言葉はそうだったから。
学力の低い親が「勉強なんか必要ない」と子どもに言い続ければ学力の低い子どもになる。
お金のない家庭なのに、子どものための奨学金制度を紹介されても使わない1番の理由は、「書類を書くのがメンドクサイ」。こうして子供は奨学金を使えず、学歴を得られない。
子どもが何か親に意見すると、怒鳴られるのが当たり前。口を閉ざし、コミュニケーションが苦手な子どもに。
子どもの頃から自分の周りにからお酒・タバコが転がっているのが当たり前。
こんな感じかなー。
じゃあ、今回の僕の場合は?
『あんまりお金を払うことにケチケチしてる姿を子どもに見せてると、子どももそうなるよ!』ってことだよね。
よく巷で「デートで1円単位まで割り勘する男性」が笑い話で出てくるけど、こういうお金教育を見せていると、方向性としてはそんな感じに育っていくよって感じかな?えー、それはイヤだな
でも逆に親が散財しちゃうタイプ(=ありとあらゆるものを1段階高価なもので揃えるタイプ)だと、結婚の時とかにパートナーと全く金銭感覚が合わなかったり、高価じゃないものを使う自分を許せなかったりしそう。
うーむ、お金の話は難しいね。
子どもへの思い
2つ目は、それを踏まえてあなたが子どもに望むお金の使い方とは?
上記のように考えてみると、使わなすぎるのも、使いすぎるのもよくないね。
『平均的な額をおしなべて使う』よりは、『締めるとこは締める、使うとこは使うっていうメリハリをつける』方が良さそう。
例えばもらったお年玉をいつまでも使えないのではなく、逆にもらった翌日にはお菓子やジュースなどどうでもいい消耗品を我慢できずに買ってすぐになくなるというのでもなく。欲しいものの目標を設定して、そこに向かってコツコツと貯めていって、達成したらガツンと買うようなタイプがいいなあ。
あれ?僕はいつまでも使えないタイプだけど、子どもは完全にお菓子バカ買い速攻消費タイプだなあ。妻の社会的相続かしら(笑)
まとめ
『自分が子どもにどうなってほしいかをしっかりと思い描いた上で、自分がその理想と同じような行動をしろ!』ということは理解した!
理解はしたけど、『計画性を持ってお金を使い、貯めていけるような人になってほしい!』ってうところに着地してしまうと、やっぱ僕寄りの結論になってしまう!!!
お金の使い方を妻に教えてもらわないといけないかなー(怖)
こうした悩み、まだまだ続きそうです・・・