つい先日まで、まなどん(妻)が一週間ほど東京に仕事に(遊びに?)行ってました。
まるでまなどんプチ単身赴任だなあ。
実は僕も1年間単身赴任をしたことがあるのよ。
家族で東京に住んでいた状態から、僕だけ半年間イギリス、残りの半年大阪へ。
イギリスにいた頃
昔と違って今はLINEがあるから、連絡にお金がかからないし手軽だし、ほんと簡単。
次男が2歳半だったから、顔を忘れられないように結構頻繁にビデオ通話で連絡。
時差が8時間だったから向こうが朝起きたくらいがこちらの22~23時とかで結構ちょうどいい感じで。
「僕って離れててもコマメに家族と連絡取るいい夫じゃない?」とか思ってました。
日本に帰ってきてから
日本に帰ってきたら、大阪勤務になることは決まっていました。
家族との合流は長男の学年の切れ目にしようということで、半年間大阪で単身赴任をすることに。
月に1回だけ東京に帰っていましたが、あとは大阪で新しい職場環境に戸惑いつつも、普通に楽しんで生活をしていました。
単身赴任の正直な感想
正直自分が単身赴任してる時は、「家族がいなくて寂しい」よりも「今までと違う環境が楽しい」と感じるもの。
まあ、ずっと後ろ振り返って「寂しい、寂しい」って言ってても仕方ないしね。
でもその時は、裏で苦労しているまなどんの姿はあまり見えてなかったのでした。
今回は逆の立場に
今回は、たった1週間だけど、残された側の立場に。
今回、まなどんが1週間東京に出かける前の日、数日分の食事も全部準備していってくれたんだよね。
どうも僕が子どもたちに食べさせる食事に一抹の不安があるようで。
でも、その他は全て僕と中2と年長男子で全て乗り切っていかないといけない状態。
僕は結構楽観的なので、「まあ何とかなるっしょ」って思ってたけど、なかなか大変だった。
やらないといけないこと20選
朝6:30に自分が起きた後、7:00までの間に朝食の準備
子どもたちをたたき起こして、無理やり席に座らせて朝食
7:30に家を出るので、ソッコー次男を着替えさせる
次男を保育園に送り届けた後、通常通り会社へ
仕事を17:30までに片付け、定時後すぐに保育園へお迎えに
18:30に家に着き、19:00の長男の塾までに夕食の準備。
バタバタしながら夕食をとり、その後洗い物
ふと気づけば20:00を回っており、次男を風呂に入れる
ふと気づけば21:00を回っており、次男歯磨きして布団へ
布団の上で本を読み聞かせてやり、寝かす
その間に洗濯機回しとく
次男なかなか寝なくて結局22:00過ぎ
次男が寝たら洗濯物干して、その後にブログ書く
23:00、長男が塾から帰ってきて夜食準備
とりあえずブログ書き終わるまで頑張ると0:00過ぎ
取り込んでた洗濯物を畳んでしまう
長男との語り合いタイム
1:00、次の日の保育園の準備してから寝る
麦茶がなくなってたら作っとく
休みの日は、これに掃除が加わるわけです。
いくらなんでも、大変すぎる!
ナニコレ?
何の罰ゲームなの?
自分の時間ってほとんどないじゃん!
・・・そう、もしダンナさんが家事を一切手伝わなかったら、働いてるお母さんは毎日毎日こうして僕がやったことと同じことをするわけだよね。
僕は朝食作ってる時間が無いの分かってたからシリアル買ってきて牛乳ぶっかけて朝ゴハンだよ!とか言ってたけど、まなどんは卵焼いたり、ホットケーキ焼いたり、ウインナーゆでたりしてくれてて、よく考えたらマジですげえなと思う。
どっかで手を抜かないとやってられない!
こんな生活を繰り返してたら、全部やろうとしたら無理だよね。
どっかで手を抜かないとやってられないっしょ!
で、僕が一番手を抜くところは食事系。団子買ってきて、「これ食っとけ」で一食済ませようとしたり。まあ、ここが妻に一番怒られるとこなんだけれども。
ちなみにまなどんが一番手を抜くところは洗濯物や掃除系。
今そんな僕たちは、二人でお互いの手を抜くところを補完しあえてる感じ。
まなどんはちゃんとゴハン作ってくれるし、僕は朝起きたらすぐ洗濯畳むし。
でもこれ、パートナーが単身赴任したらどうなる・・・?
考えただけでゾッとした。
で、そのゾッとしたことを1年間もやり続けてくれたまなどんに、改めて感謝の気持ちを感じたわけです。
まとめ
単身赴任した側は、実は楽しい!
でも残された側の苦労、特に小さい子がいる場合の奥さんの苦労にはきちんと目を向けてあげて!
で、これだけの分量をこなすには手を抜かないと絶対に無理だから、奥さんが出来てないことが目に付いたら、指摘をするんじゃなくて自分がやってあげよう!
いやー、これは世のダンナさんは絶対1回は経験すべきだね。奥さんを見る目が変わるよ。